作成日: Jul 29, 2021 16:35 最終修正日: Jul 29, 2021 16:35


Created Date: 17 Aug, 2022 14:45
Last Modifed Date: 17 Aug, 2022 14:45


このページは Harlequin v13.2r0 以降の Harlequin Core と Harlequin MultiRIP の両方に適用されます。

Harlequin Core ブリテンの最新版をお届け致します。

これまで Harlequin Host Renderer OEM ブリテンおよび Harlequin MultiRIP OEM ブリテンとして別々にご提供して参りましたが、今回から 2 つのブリテンを統合致しました。

Harlequin Core v13.2r0 リリース

弊社では、Harlequin v13.2r0 として Harlequin MultiRIP と Harlequin Core SDK を同時にリリース致しました。すべての OEM 様にサポートチームからメールでお知らせ致しました。ビルドは FTP サーバーからダウンロード可能となっております。

Harlequin Core v13.2r0 リリースノートは https://documentation.globalgraphics.com からご参照いただければ幸いです。

Harlequin Core オンラインドキュメントの更新

2021 年に Harlequin 以外の弊社製品をオンライン・ドキュメント・システムに移行後、続いて Harlequin ドキュメントをオンライン・ドキュメント・システムに移行致しました。移行したドキュメントは Extensions Manual、API Reference Manual、および Harlequin Core SDK Developer's Guide となっております。システムのコンテンツとして、最近更新した情報のリスト「Recently Updated」もご参照いただけるようになっております。例:  https://confluence.ad.globalgraphics.com/draft/hqncdd/search?q=Recently%20Updated&max=10

引き続き、まだオンラインに移行していないドキュメントのオンライン化および移行済みドキュメントの更新を行って参ります。オンラインドキュメントの下記URLをブックマークしご利用いただければ幸いに存じます。

https://documentation.globalgraphics.com/support

これまでに発行したすべての PDF ドキュメントは FTP サイトからダウンロード可能です。

Harlequin Core パフォーマンス・アップデート

Harlequin 開発チームは 2 つの RIP パフォーマンス向上にここ1年間取り組んで参りました。

再利用可能なコンテンツを持つバリアブルデータジョブの更なる効率的な処理

スキャンプロセスと再利用可能オブジェクトに対する HVD の改善を段階的に進めて参りました。ドキュメントは様々な PDF ライブラリを使用して作成されるため、想定外のコードやテキスト、画像に遭遇することになります(たとえば、デザイナーの意図する印刷結果にほとんど、または全く影響を与えないオーバープリントや透明属性の使用)。

弊社ではページスループットが数パーセントから 50% 以上向上したことを多くのテストスイートとコンフィグレーションで確認していますが、OEM 様はさまざまな独自のコンフィグレーションで使用されているため、Harlequin 12 あるいは 13.0rx で実行したパフォーマンステストを Harlequin Core 13.2rx で再度ご確認いただければ幸いに存じます。期待した再利用の効果がHVD 使用時に得られないジョブがございましたら、下記の Harlequin ポータルからご連絡くださるようお願い致します。 https://jira.globalgraphics.com/servicedesk/customer/portals.

RIP ファームのパフォーマンス

高速印刷機は、しばしば最新のハードウェアを使用して駆動されます。ハードウェアの進化は、OEM 様と弊社開発チームに絶えず変化する課題をもたらします。たとえば、8、12、またはそれ以上の RIP を使用する場合、DDR5 メモリが出荷開始されたことにより、それまではメモリ帯域幅が RIP パフォーマンスの制限要因となっていたのがプロセッサ上の計算実行方法が制限要因となるような変化が起こるかもしれません。このため、特定のオペレーションを実行する際の必要メモリ量を減らすとともに、特定の最新ハードウェア向けの最適化を行っております。

最新のハードウェア向けに最適化することで、非常に古いアーキテクチャでのパフォーマンスが低下する可能性があります。v14 以降の RIP では起動時にチェックを行い、RIP がサポートしているハードウェア要件を満たしているかどうか確認する予定です。また v14 以降では 32 ビットシステムとの互換性を削除する必要があると考えております。

PDF/X-6 に関するニュース

グローバルグラフィックスは、ユーザー様が自信を持って PDF/X-6 ファイルを処理できるように RIP によるサポートを追加し、有益な RIP レポートの提供と高い色忠実度を実現することで、PDF/X-6 サポートの主導的地位を引き続き果たしております。

弊社では PDF-X/6 の高品質印刷に関連するすべての検証作業を終了しております(個々のグラフィックコンテンツの黒点補正指定の新しい PDF 2.0 コントロールを使用する機能を含む)。PDF/X-6 では、明示的に指定されていない場合は黒点補正を有効にすることが義務付けられています。Harlequin Core では、PDF/X-6 ファイルの完全な検出と検証が可能です。PDF/X-6 に関する詳細情報は、ISO 標準 15930-9 としてインターネットで入手できます: https://www.iso.org/standard/77103.html.

大まかにいうと、PDF/X-6 は PDF 2.0 に基づいており、PDF/X-4 の定義が PDF/X-6 の主要部分を成しています。新しい標準では、限定的な交換用途のため2 つのフォーマットについても定義しています:

  1. PDF/X-6 は、PDF 2.0 の新機能であるページレベルの出力インテントを利用します。この機能は、個々のページを異なる出力デバイスで印刷することを意図したドキュメント(たとえば、表紙を白黒のみで印刷し、内側のページをカラーで印刷する郵便物)に役立ちます。
  2. PDF/X-6 ドキュメントにもスペクトル データ (CxF) が存在することがありますが、 ICC プロファイルの出力インテントと競合してはいけないという点を除き、その使用に関する特定の規則はありません。 

PDF/VT-3 は PDF/X-6 に基づいているため、PDF 2.0 にも基づいていると言うことができます。PDF/VT-3 の新機能には、複数の種類のメディアに印刷するジョブのカラー管理が含まれます。

PDF/X-6 および PDF/VT-3 のサポートは、Harlequin Core v14 に含まれます。

CxFカラーのサポートと利益

従来、インクはプロセス (CMYK など) と特色 (Reflex Blueなど) の 2 種類に分けられます。特色インクは、CxF データで記述された色の濃淡や不透明度などの特性を持つことができるようになりました。ほとんどのワークフローでは、色に名前が付けられ、別の色空間 (CMYK や LAB など) における等価な値が生成されます。このファイルを使用すると、印刷機のターゲットカラースペースでスポットカラーを近似またはエミュレートできます。

CxF カラーデータ (スタンドアロンまたは PDF 2.0 の一部) により、ワークフローはこれらの特色をより正確にエミュレートし、2 つの特色のオーバープリントをシミュレートすることも可能となります (これには制限があります)。基本的なベタの特色 (CxF/X-B) のテストでは、通常の方法で計算された代替値 (NamedColor:名前付きカラー) を使用した処理と比較して、完全な CxF ワークフローで生成された出力誤差がわずか 0.1 DeltaE であることがわかりました。CxF の導入により、デザイナーや製版作業員が現在の作業方法をすぐに放棄する必要はなくなりました。

CxF の仕様では、データを使用する「方法」は規定されていませんが、独立したファイルにデータを書き込む方法は規定されています。PDF 仕様では、PDF に埋め込むことを許可しています。したがって、サポートにはさまざまな意味があります。

Hybrid Software Group では、「完全な」CxF サポートを、不透明度を考慮しながら、1 つまたは複数の特色を相互にオーバープリントするシミュレーションの改善として定義する予定です。ただし、CxF にはまだ制限があります。分光光度計でプリンターの色を測定する際、白または黒の下地を使用して不透明度を計算します。これは、2 つの特色が互いにオーバープリントする方法をまだ説明していません。Harlequin Core のエンジニアは、Hybrid Software Group の ColorLogic 社と協力して、業界で最も正確な特色を提供しています。弊社の戦略は、CxF を段階的にサポートし、Harlequin Core v14 から「フル」サポートすることです。CxF として定義された単純なベタの特色を問題なく処理できるようにする予定です。

エミュレートされた特色のオーバープリント品質をさまざまな印刷プロセスで改善する方法を調査しています。この フィールドテストを現在行っております。

「QuickStart」のご紹介


OEM 開発者、パートナー開発者、およびプロダクトマネージャーなどの技術担当者との多数のインタビューとフィードバックにより、Harlequin Core  SDK にいくつかの変更を加えることにしました。新規で評価されるお客様だけでなく、既存のインテグレーター様にもご活用いただけます。

Microsoft Visual C++ (MSVC) プロジェクトファイルとGetting Startedガイド (オンライン版)、および JSON 構成のテクノロジプレビューを既にご提供しております。

それ以外の一連の変更を QuickStart と名付けました。QuickStart に含まれる項目は下記のとおりですが、このリスト以外の項目も含まれる場合があります。

  • Harlequin Core SDK をライブラリとして構築し、お客様のコードが直接リンクできるようにしました。
  • Visual Studio ソリューションとビルドエクスペリエンスが向上しました。
  • 独自のビルドシステムに統合されているお客様のために、インクルードディレクトリの数を減らしました。
  • 使いやすい「1 つの関数」によるジョブ処理 API 呼び出し。
  • コンパイル時のオプションの簡素化と削減。
  • アップグレードの統合を容易にするため、リリースごとの Makefile の差分を減らしました。
  • さまざまな構成項目をレポートするための使いやすいテストページを提供します。

多くのお客様から、SDK に対するこれらの変更の事前プレビューに関心があるとのご意見を頂戴しております。Harlequin Core v13.2r0 に基づくテクノロジ プレビューをご提供予定です。

2022 年 8 月または 9 月にテクノロジ プレビューをご要望なさる場合は、弊社までお問い合わせくださるようお願い致します。

Harlequin Core での低解像度画像のアップサンプリング

最近、HQN Core が以前からサポートしている「補間」機能についてのお問い合わせがございました。最近のカメラは、以前と比べて多くのピクセル、大きな画像で撮影しているため、この機能はますます使用されなくなりました。また、RIP ではアップサンプリングではなくダウンサンプリングが必要になるケースが多くなりました。最近の WhatsApp、Google、Amazon、Facebook などの「クラウド」ストレージ サービスでは、写真のピクセルを再サンプリングし、解像度を下げるケースもあります。エンドユーザーは、これらのサービスのいずれかにある画像を使用することになり、それによって印刷注文に低品質の画像が含まれるリスクがあります。

この場合の解決策は、/InterpolateAllImages と呼ばれる RIP 機能を使用することです。これにより、これらの注文で十分な印刷品質が得られ、拒否、遅延、および収益損失の回避に役立ちます。



この機能を使用するとパフォーマンスに影響しますが、これは HQN Core だけでなく同様な処理を行うすべてのプリプレス アプリケーションまたは DFE に当てはまります。


サポートプラットフォームに対する今後の変更

  • Harlequin Core v14 では、RedHat Enterprise Linux 8.6 と Ubuntu 20.4 のサポートに注力するため、Redhat Enterprise Linux 6.x および 7.x のサポートを終了致します。他の Linux ディストリビューションでの評価または開発をご希望の場合は弊社までご連絡のほどお願い申し上げます。
  • Harlequin Core v13.2 では、2021 年のWindows 11 リリース以降に Windows 更新プログラムが提供されていることにご注意ください。バージョン 21H2 に更新いただくことをご推奨しております。

前述のパフォーマンスアップデートでご説明したように、Harlequin Core v14 ではすべての 32 ビットプラットフォームのサポートを終了致します。これは、KB4561666 を含む最新の Windows 更新プログラムが適用された場合、32 ビット Windows 10 ワークステーションおよび Windows 8.1 の OS 自体のサポートが終了するためです。このサポート終了のお知らせについてご質問がある場合は弊社までお問い合わせのほどお願い申し上げます。


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